「農業×イノベーション〜野菜工場で変わるビジネス〜」終了しました

 第13回OBIIミーティングin京都「農業×イノベーション野菜工場で変わるビジネス〜」は無事終了しました。満員御礼で、東京や新潟、三重など遠方からの参加者もあり、野菜ビジネスへの関心の高さがうかがえました。


 野菜生産販売会社「フェアリーエンジェル」(京都市北区)が運営する野菜フレンチレストランが会場。野菜工場を取り巻く現状について話す同社取締役の井上聡さん。


 レストラン地下にある「野菜工場」。蛍光灯がずらりと並び、地下とは思えない明るさ。


 販売している工場野菜。左がスーパー用で、右がデパート用。高コストのため、その割高感がネックに。一方で天候に左右されないことから安定供給が可能。クリーンルーム生産や無農薬という「安全性」もアピールしている。


 野菜を試食。露地物に比べ苦みが少ないのが特徴という。


今回のお題は、工場野菜の販路拡大について。
いつものようにワークショップを行い、出された主なアイデアは…
 
・ターゲティングを明確に(高所得者層など)
・新しい食べ方の提案(ポテトチップスなどの加工品、チーズを合わせるとか)
・栄養素に工夫(サプリメントに近い売り方)
・農薬「ゼロ」をアピール
・ジュースバーに進出、野菜をつまみながらインスタント合コン
・ブランド小学校や有名幼稚園に売り込む
・有名パティシエとタッグ
・野菜プラントをコンテナ化して輸出
・環境教育用などに教材化する