グループディスカッション

コラム(ケース)を読んで一人3つの質問を考えます。その後グループで一番重要と思う質問を決め、その質問にどう答えるか考えます。

【栗栖准教授のMBA進化論】第1話「コンサルタントの話が分からない」
http://news.goo.ne.jp/article/bokunari/business/bokunari-20080507-10.html

【栗栖准教授のMBA進化論】第2話「MBAは勝利の方程式を教えない」http://news.goo.ne.jp/article/bokunari/business/bokunari-20080519-01.html


グループディスカッション開始

【グループ発表】

・コンサル不信感チーム

Q、コンサルタントは何をもたらしてくれるのか?
A、会社の立場、コンサルの立場を考える。会社がコンサルを必要とするのは、何かを決めるための手段。後押しがほしい。コンサルは市場がどうなっている、競合他社の情報を持っている。
→(他チームからの質問)もし情報だけが必要であれば調査だけ頼めばいいのでは。A、ケースの会社は主体性がない。第三者から言われないと決められない。
→良いコンサルタント、悪いコンサルタントはあるのか。A、何が良し悪しなのか発注者がどう決めているのかにある。
→コンサルは社長が気持ちよいと思わせるのがいいコンサル。あたかもその会社が決めたかのように持って行く。
→例えばセキュリティに強いというソフト会社にしたいと思っているのに、安くて脆弱なソフトで利益を出すのはいいコンサルなのか?

・Bチーム

Q、フレームワークは何をもらたらすのか?
A、勝ちの虎の巻。コンサルは時間を買って早く結論を出してくれる。目標のポイントが明確になる。フレームワークは勝つ可能性を高めるために使う。

→勝つ可能性を高めるというのは漠然としている。A、数値を明確に出すと言うのは難しい。納得感を与えられるか。
→納得と勝つは合ってないと思う。ちなみに何に勝つのか。A、一番売れるようにするために何をするのか。勝てば正しい。勝ちはシェアトップ、社員が幸せ、故郷に錦を飾るなどいろいろあり得る。
→社内のコミュニケーションがうまく言ってない場合にトップダウンするときにコンサルは使える。
→コンサルは失敗事例は「なかったこと」にするらしい。

・Cチーム

Q、千社の顧客を獲得するソフトって何だろう?
A、オフィスウェアではなさそう、利益率が悪そうというところで時間切れ。

→ソフトウェアは運用で儲けているケース。アップデートなどもある。
→千社というのは損益分岐点ではないか?市場が千社とは書いていないような。

・Dチーム

Q、コンサルをなぜ使うのか?
A、外部が大事。社内で議論していると同じような結論が出る。また、外部の意見なのでトップの責任を回避もできる。占い師でもいいが、占い師よりコンサルのほうが信頼度が高そう。

→まったくその通り。コンサルと経営幹部が仲良し、幹部が中から言うと問題があるのでコンサルに言わせるということを聞いたことがある。
→現場に近い久遠さんは千社の獲得方法を知りたいが、部長は千社獲得すればいい、という話を聞きたかったのかもしれない。立場によって聞きたいことが変わる。

・Eチーム

Q、どうしてコンサルに依頼するのか、その効果は?
A、社外、社内の二つの視点。別の会社のベストプラクティスをインプットできる、コンサルを社内の敵役にして案件を通す。

コンサルタントはたくさんいるが、どのコンサルのことを話すのか。A、ゴールがあってコンサルがヒントを与えてくれるとすれば分野は関係ないのではないか。
→目的が明確でなく「よろしく頼むよ」と始まってしまうとミスマッチになってしまう。